スプラトゥーン甲子園に出場した話 part.2
Part.2です。
ここからは当日の話。
あと試合ごとの振り返りをしていこうと思います。
<当日の朝>
全員無事寝坊することもなく海浜幕張駅に集合。
私とふりゃは定期的に食事に行ったりするのだが、
まけトピアとキンメモドキとは去年の
『ドキッ!☆オタクだらけのクリスマスオフ会!』以来の再会だった。
ただ2人ともあまり変わっていない雰囲気に安心した。
多分向こうは私をみて「(あれ?こいつまたPump-UPしてね..?)」って思ったのではないだろうか。
うぃせとかいうオタクと、けーるとかいうオタクと、ろわんチャソ(3人ともフレンド)が現地にまで応援に来てくれて、レッドブルやらキットカットやらの差し入れを貰った。
みんな家から遠いのに我々を応援するためだけに集まってくれたのだ。
「応援してくれる、見守ってくれる人が自分たちにはいるんだ」
そのことに凄く感激し、チームの志気が高まったのを感じた。
会場入り直後、対抗戦で一緒に練習したBCNのみなさんと写真を撮った。
まーちゃんちゃんさんは私が一方的に顔を知っていたので声をかけたのだが、
向こうからしたら謎のスカジャン男がいきなり話しかけてびっくりしたと思う。
受付しようとしたら、幕間でうぃせが甲子園のメールフォームに送った俺個人宛のメッセージが読まれていたのは笑った。
そして会場に来てから知ったのだが、3回戦までいかないとメインステージに立てないという事実。練習したカンスト君を披露するためには絶対に勝たなければならない。
<1回戦 VS. ○○屋>
選手登録をし対戦相手の抽選を終えてから、40分そこそこの待ち時間があった。
待機列で喉が渇きうぃせから貰ったレッドブルで勝鬨を上げる我々。不気味だったと思う。
暇だったので会場の様子をキョロキョロと見回していたら、スタッフさんが敗戦チームの子どもたちに優しくアナウンスをしている姿が目にとまった。
彼らにとってひたすらに悔しい思い出も、スタッフさんの気遣いで少し和らぐのかもなぁとか思ったりして勝手に好印象を抱いていた。
そんで試合。
自分自身の緊張もあったが正面の相手の様子を伺ったら顔が強張っていた。
ここで相手も相当緊張してると思えたのは良かった。
緊張する場面でそう思えたらメンタル勝負はイーブン以上なのでね。
編成を確認した際、相手にチャージャーがいたので、チャージャーのキルから勢いづかせるわけにいかないと思いとにかく敵の位置把握と抜け意識を高く持つことにした。
実際そこそこ上手くいったと思う。
試合終盤でまけトピアがデスした時に会場に響き渡る大声で、
「やっちまったぁ~~~!」とか叫んでたのが印象的。
私は若いなぁ思いながらニヤニヤしていた。
最終的に冷静だったふりゃが3タテしてゲームセット。年の功が出たと思う。
我々のチームは、まけトピアとキンメモドキのポジションがチームのラインの要になるので、試合終盤でのこういうミスはオールダウンから敗北の負け筋になりうる。
具体的には...
ラインマンが落ちると塗り枠の私が分断されチームから浮きデスしやすくなる
↓
私が死ぬとキル担当のふりゃが機能しなくなる
↓
ふりゃのキルが発生しないためキンメモドキの負担が塗り8:キル2ぐらいになり狙われやすくなる
↓
全員のリスポーンがバラバラにズレてクソしょうもない負け確定対面勝負になる
↓
時間切れ負け
みたいな感じになる。
試合後平謝りするまけトピアの背中をぶっ叩いた。完全に八つ当たりである。
<2回戦 VS.おおわだ家>
個人的に一番緊張した試合。
早朝に調べたXパワー2700超えマンがいるアイドル配信者チームとまさかの激突。
このときばかりは、まけトピアのクジ運に文句を言いたくなった。
待機列のモニターでもニコ生のコメントが流れるのだが、相手チームを応援するコメントが散見され「へぇ~そんなに人気なんだ」と思ったし、自分も動画を投稿している手前多くのファンにそこまで愛される人たちと対戦できるなんて光栄なことだとも思った。
ただ
1回戦後、スタッフさんに
「トイレなどに行かれる際は必ずメンバーを一人残してお声がけくださいね」
と再三注意を受けていたにも関わらず全員スタッフさんに何も告げずに離席し、
試合直前まで戻ってこなかったこともありマナーは最悪だと思った。
(甲子園が終わってから彼らがしていた配信を覗いたが、その時間でファンに挨拶をしていたと話していた。偉いでちゅね。)
彼らが直前まで戻ってこなかったせいでスタッフさんたちは会場中を汗水たらして探し回っていたし、我々に無駄に頭を下げる必要も無かった。
スタッフさんは選手をフォローしてくれる存在ではあるけど、迷惑をかけて良い存在じゃあないんだよな。そのへんを理解しているのかしてないのか知らんけど、きちんと働いてる人に迷惑をかける存在は私個人としては許せなかった。(なお無職)
そんなこともあって礼儀を逸している相手に絶対負けたくなかった。
(こんなブログでネチネチ言ってる時点で私も礼儀を逸しているのは置いておく)
んで試合
初動は完全にプラン通りに速攻で橋上の主導権をゲット。
イカニンジャローラーで先攻を取ったので相手は相当警戒してくるだろうと思った。
なので序盤は敢えて相手の前に出て漫然と塗ったりしてヘイトを私に向けるように工夫してみた。死ぬ訳にはいかないのでカモンで味方に敵位置をアピールしつつね。
中盤は相手の打開が素晴らしかったと思う。
ミサイル→アメフラシ→イカスフィア→キューバンボムピのSPを小気味よく展開され打開される。傘バケバケシマネというテンプレート編成の強みが活かされていたので脳内を打開にシフト。
打開のターン。
通路でしっかり味方の位置を確認しSP溜め。カモンを起点に一斉に行動。
練習通り琴葉ゴールデンスフィアボンバー
(参照 (9)【VOICEROID実況】カンスト金モデラー茜【X】Quest of Numa players - ニコニコ動画 )が炸裂し打開成功。
そのまま押さえ込み勝利。
冷静に試合をコントロールできた私のお陰ですね、間違いない(1キル)
SP打開に対してSP打開で返す "ナワバリらしい" 、我々のチームカラーが全面に出た良い試合だったと思います。GG。
このステージでは私はスパイガジェットソレーラを持っていましたがその理由を少し。
バッテラストリートは我々の苦手ステージでした。
どのチームとやってもなぜか勝てない不思議なステージ、それがここでした。
チームプランは塗り枠のニローラモが生存しつつ且つ相手の塗りのキーマンを最後の最後で潰して足並みをずらすこと。それだけです。
それを持ちうる選択肢で実行できるのはイカニンジャローラーのキルだけで、じゃあそれをどう成功させるか、そこがチームとしての課題でした。
最初は金モデラーでずっとやっていたんですが、なかなか上手く行きませんでした。
今思えばローラーへのヘイトを上手く分散できていなかったことが大きかったのかもしれません。
そこで私が提案したのは編成の変更。
といってもガッツリ変えるのではなく私が金モデラーからスパイガジェットソレーラに変えるというものでした。
理由としては、
1.ラスト10秒の塗りで逆転されかねないため絶対にデスしてはいけないが、金モデラーは戦闘力皆無なため安定しない。その点ガジェーラなら性能的にデスし辛い→事故要素の軽減
2.サブスペは自信がある構成。個人的にも結構練習していたし、エリアのリグマで2位を取ったりパワーが高いプラベで活躍したこともあったので自信あり→個人的に満足行く練度
3.ボムで橋上へ関与しつつ、そこその塗り性能とわかり易いヘイト稼ぎでローラーを機能させられる→プランへの合致
あたりでしょうか。
実際私が持ち替えてから、対抗戦での勝率はかなり高くなったので持ち替えは功を奏したと思います。
まぁそんなこんなあり、大金星をゲットした我々は念願のステージへ駒を進めるのでありました。
疲れたので今回はここまで。
<Part.3に続く>