チームでするナワバリバトルに勝ちたすぎる男①
みなさんこんにちは。ニローラモです。
第5回スプラ甲子園、近畿、九州と終わりましたね。いやー本当に良い試合も多くて見応えたっぷりですね。フレンド、Twitterのフォロワー、同じナワバリ窓の人が出ていたりして1観客としても非常に楽しんでおります。
度々起こるジャイアントキリング、特殊編成、スーパープレー……観てると出たくなるのがスプラトゥーン甲子園の魅力なのかもしれないです。
「でもガチルールばっかりやってるからナワバリよく分かんないよ」
そんな人もそこそこいそうですよね。
勝ちを目指すに当たって、作戦や編成を考えていくわけですが、その下支えになるものが無いと、実際問題不意な事象に対応できずに負けます。
個人的には知識と応用力がナワバリバトルには高く求められると考えています。
「じゃあそれどうやってGETすんの」って思うかもしれません。
残酷な話ですが、真剣にやって上手い相手に負けて学んで、同じぐらいの実力の相手に学んだことを通してみることしかないと思います。
敗北から学ぶ...聞こえはいいけど、実際負けるとかなり苛つきます。
そらそうですよね、マジでやってんですから。
ただ!
ただですよ皆様!
安心してください。
皆様の代わりにたっぷり負けてきました。
なんで今回は僕がナワバリ対抗戦で学んできた知識を少し共有できればと思います。
悔しくて何度も口の中を噛んだので血の味がするかもしれませんが鉄分補給だと思ってください。
----ここから本編----
というわけで今回は【チームでやる】ナワバリの超入門的な事をつらつら書いていこうかなと思います。記事の目標は自分たちより「ちょい」強い奴らに一発かますこと。
ぶっちゃけ僕より上手い人は読む必要がないと思います。ちなみにナワバリ対抗戦でXP2500-2600募集ぐらいを目安にしています。
※認識に誤りがある場合などはTwitter等で指摘して貰えるとありがたいです。
※↓外部リンクになりますが、九州Day2優勝の方が書かれた記事が非常に簡潔且つ参考になる深いことが書いてありますので、是非御覧ください。 一部重なるところがあります。
" https://splatoon.jp/koshien2020_03/ "
・ナワバリバトルの真実
中盤2分半抑え込んでたとしても、
かなりの実力差があったとしても、
最後の数十秒、いや十数秒でひっくり返ることがあるのがナワバリバトル…!
そう思ってる人は多いと思います。
奇跡、起きがち。みたいな。
野良だとそうですよね、なんか連キル入ったら勝った負けた…みたいな。
こう書いたら察してると思いますが、違います。チームのナワバリは実力差があるとマジでぶん殴られ続けてエグい負け方をします。そう簡単に起きません。まーじで起きないからな、奇跡は。
なので実力でなんとかしましょう。祈ってても仕方がないので、その手でナイフでも握って相手の腹を刺す方法を勘案する方が賢明です。
・最低限自分たちでやれることはやる
じゃあどうするのか。
①編成コンセプトを決める
②SPを併せてみる
③情報を整理する
相手に(あまり)左右されず自分たちで決めれることだけ挙げました。先ずはこれからやりましょう。順に説明します。
①編成コンセプトを決める
これに関しては試合終了の笛が鳴った際、どうあってほしいかを擦り合わせるところから始めるのがスマートだと思います。
例えばシャープマーカーネオ(以下シマネ)なんかがボムピッチャー(以下ボムピ)を敵陣に投げ込んでボム分の塗りで勝つ、ボムラ軸。金モデラー等のスフィア持ちがラストで敵を引きつけつつ抜けて塗り荒らしで勝つ、抜け軸。兎に角相手を高い位置で処理し続けて人数有利をつけて勝つ、ガチエリア的なキル軸など。
まぁどれもコンセプトは違えど人数有利を作って塗りを確実なものとするという点では同じです。
最近ではL3が2枚にシマネとスロッシャー系の編成はトレンドです。L3が擬似確に加えて塗り広げも速いし一応上に挙げたプレーが全部できるのもあります。
ただ何でもできる強い編成がひたすらに強いというわけでは別に無く、相手も似たような編成でやる以上実力差で器用貧乏に終わることも多いです。強い編成は個人のブキ練度に加えてチームとしての練度が高く求められるため、【チームでやる】ナワバリの初心者には大変な道になると思います。まぁやってみたら分かります。
なので最初のうちは、どれかに特化させてみてから慣れていき、足し引きしていけばいいと思います。簡単にいうと弱いなら一芸に秀でましょうってこと。
基本軸としては得意なことを優先して、そこから苦手なことを補っていくのがいいです。
注意点としては、
1.中・後衛に寄り過ぎない編成にすること
2.中衛が多い場合の話。自分で中衛だと思ってる人はチームでするナワバリをやると自身の認識とは異なり後衛になってしまいがちなので、前に行くことを意識する。具体的には最大攻撃射程内に前衛がいるぐらい。
3.ぶっちゃけた話、ナワバリでは前衛の弱さは作戦でカバーできますが、後衛の弱さはマジでチームが何もできなくなります。頑張り方、貢献方法を考えることです。例えばスピナー持つなら自分が自分がみたいなスタンドプレーよりもL3等のキルを誘発する塗り方をする等。
とりあえずゴールが決まったらあとはそこへの持って行き方を考えましょう。ボムラを吐くなら中央からか、それとも抜けて敵陣奥か。それには何が必要か、索敵?キル?反対方向での時間稼ぎ?じゃあそのためにどうする…?
チームによって色が出るところなので考えるのは楽しいところだと思います。
②SPを併せてみる
やりたいこと(コンセプト)を決めたら、想定としては打開タイミングでSPを併せてみましょう。有利なときなんて何したって有利なんだから4:6~3:7ぐらいの状況のときに、どう展開していくかの鍵になるのがSPになります。
最低2つ以上!!これはチームでやるなら鉄の誓いとして決めておきましょう。
何億回言われてるか分かりませんが、スプラ2は一人のSPで打開することがマジで難しい(無双しづらい)ため、ここがブレると
1人でSPを使って前に出ようとする→相手はラインが整っている(フォローできる位置に人員が配備されていて抑え込みの体制ができている)ため簡単に処理される→1人で前に出ようとした奴が落とされる→無限に枚数不利から好転しない...って感じの悪循環になります。
実際問題としてこれはよくある話で、良かれと思った行動が結果として敗北へのチケットになります。こういうことを平然とする、所謂 ``` 負け筋 ``` を構築する人は残念ながら多数派です。ガチマにいる、憎くて憎くて仕方がない奴にあなた自身が、チームメイトがなることだけは避けましょう。
なお、よくあるSP併せとしては、
・マルチミサイル+ジェットパック
・ボムピッチャー+イカスフィア
・インクアーマー+イカスフィア
みたいな感じですかね。
ただ気をつけた方が良い点が1つ。なぜSPを使うのかという根本的な理由を考えたらわかりますが、「打開を成功させるため」。これに尽きます。
なのでSPを併せたら必ず前に展開がなくては意味がありません。ラインを上げる、簡単に言ってしまえば、ステージを半分に区切ってそれよりも前に出て敵を引かせるor 複数枚キルを狙うことで味方全員の位置取りが高くならなくてはいけないです。
SP併せ後の展開状態イメージをチームとして共有しておきましょう。
一例としてはマルミ+ボムピ+イカスフィアの場合、
マルミで索敵牽制→相手が回避行動で下るor避けるため強いポジションから一旦引く→ボムピで遠投しつつ退路を切り爆風ダメージを入れたり入れなかったりする→サイドからイカスフィアを使用し相手をボムと挟み込むor浮いた相手を処理する→相手は引き且つ枚数有利が発生しているため強気に出づらい状況になる
みたいな感じが理想形です。
当然ながら相手もBotやNPCでも無い以上、SPを以って対応してくることになるため簡単には行くことはないですが、最低限これをしないと勝負にならないので頑張りましょう。
強い動きができれば100点、弱くない動きができれば65~80点ぐらいだと思います。
正直な話、試合が終わってチームとしての平均点が75点ぐらいになっていれば、同じレベルの相手にはだいたい勝てます。勝てない場合は相手が上手いだけなので気にする必要はないです。素直に称賛してください。ただ自分はやれることだけは必ずやって色々チャレンジしましょう。
③情報を整理する
文字通りです。長々①、②と綴ってきましたが相手も最低限してくるということです。
なんにつけてもラスト30秒の生存が勝利に直結するため、拾える情報は拾う努力をしてみましょう。そのためのイカランプとマップです。
少しだけ熟れてくると「相手誰々が今落ちていて塗り状況がこうこうこうだから落ちている人がSPに替えてくる可能性あり、なので復帰から早い段階でSP飛んでくるかもな~じゃあいいタイミングで抜け狙ってみようかな」とか考える余裕ができますが、最初のうちは多分無理。
自分たちの強みやコンセプトを押し付けるために邪魔な存在をひたすら妨害し続けることに使いましょう。そのためにSPはどうなっているのか、時間的にSPは溜まるのか、相手がこの位置にいるということは、この時間帯に奥に塗りを残されたら塗り戻るのに時間かかるから嫌だろうな...など嫌がらせをするためだけに拾えた情報を使いましょう。
そうすれば誰が落ちていて、こうくるだろうからこうしたい、みたいに整理できてくるはずです。キャラクターコントロールは一朝一夕では身につきませんが、こういうインサイドワークに関してはシンプルに目的を設定していけば多くの情報でも整理できるはずです。
この点に関してはサボる人が本当に多いので、ここで差をつけると試合の展開が読みやすくなり、ひいては勝ちやすくなります。若さや感覚のみでやってる人を陥れましょう。刺したとき楽しいですよ。
とりあえず今回はここまで。上にも書きましたが質問反論疑問感想罵詈雑言等ありましたら、気軽にTwitterにリプをいただけると幸いです。
ではまた。